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離婚における慰謝料は事前に計算ができるのか

知ってますか?慰謝料には支払う金額に大きな影響を与える要因があります
まず、慰謝料とは生命や身体、名誉や貞操等を侵害した不法行為を行った者(浮気の場合は浮気相手を含む)が配偶者に対して支払う金銭です。
不法行為とは?
ここでいう不法行為とは浮気や暴力行為などのことを言います。
実際に離婚する場合、どの程度の慰謝料が発生するかというと、簡単な計算式があるわけではないため、場合によって大きく変わります。
大事なことは何が慰謝料の金額決定に大きな影響力を持っているかを事前に知って、その点を追求することです。
大きく分けると要因は3つ
- 離婚に至った原因・不法行為の度合い
- 資産の状況
- 婚姻期間の長さ
離婚に至った原因
最も基本的な要素です。簡単に言うと、いわゆる性格の不一致など感覚的な問題なのか、浮気や暴力など不法行為があったかどうかで金額は大きく変わります。
不法行為があったのであれば、その期間も重要視されます。しかし、気をつけなければいけないのは、不倫を知りながら長期間訴えずに我慢していると、
逆に追求できなくなる場合があります。いわゆる時効ですね。
資産の状況
あまりこの問題には馴染みがないかもしれません。わかりやすい例としては、有名人の離婚とかですね。資産を半分、慰謝料として支払ったっていうあれです。
ちなみにこれは、負債の問題も同じです。だから、どう考えても相手にお金がなくて慰謝料が取れそうにない場合は、家具や家電のローンを相手にもたせて、
モノは自分が持っていくなんて方法もあります。
婚姻期間の長さ
結婚して半年と20年後の離婚ではもちろん慰謝料の金額は大きく変わります。特に長年連れ添った挙句の、浮気が原因での離婚などは慰謝料が跳ね上がります。
例えば、大まかな計算で婚姻期間が1年未満で責任軽度ですと100万程度、婚姻期間20年以上で責任が重度ですと1000万程度が目安です。 あくまでも目安ですが。。。
どの程度の金額になるかはインターネットで計算してもらえるサイトもありますが、きちんとした金額を出すには弁護士に相談する事が必要になります。
具体的に離婚を切り出す前にしておく事とは?
では、具体的に離婚に向けて何をどのように進めればいいのでしょうか? 感情的な勇み足で、取れるものも取れなくなるなんてことは案外よくあるケースです。 例えば、浮気が原因であれば、メールの履歴。暴力が原因であれば、診断書や日記なども証拠になります。 その辺りを詳しく教えてくれる離婚解決実績15,000人の弁護士が作ったオススメのマニュアルがあります。
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離婚で失敗しないようにすぐに行動してくださいね。