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離婚の慰謝料請求の理由に性格の不一致は認められる?

この記事の目次
一緒に生活して初めて気づく性格の不一致
お互いの性格は結婚をして、一緒に生活することによって、わかってくる部分もあります。
- 優しいと思ったら、結婚した途端にぐうたらでテレビばっかり見ている
- 共働きしているのに、『家事は女のする事』と都合の良い理論を使う
- 子育ての方針が全然違うので、いつも全然違う理由で子供を叱ってかわいそう
こういう事って本当に一緒に生活してみないとわからないですよね。
だからどうしても結婚してから価値観が合わなかったり、性格の不一致によって喧嘩が続いたりと、それが原因で離婚につながってしまうケースが出てくることもあります。
でも性格の不一致では離婚すらできない!?
昔なら、性格の不一致の理由で離婚を切り出すことはあまりなかったかもしれません。
でも今では昔のように専業主婦として嫁がなければいけないという時代ではなく、女性も働く時代となってきています。
我慢の限界を感じたら離婚を切り出す人も増えてきております。
ただ、性格の不一致から慰謝料を取ることができるのかどうかは、その理由の内容によって変わってきたりします。
子供がいれば教育方針のズレが生じたり、趣味の不一致などは慰謝料どころか離婚することも難しいという弁護士もいます。
性格の不一致で慰謝料までとって離婚する方法
じゃぁ方法が無いのかというとそんなことはありません。
ちゃんとした手順を踏めば、慰謝料をとって離婚することも可能です。
大義名分(もっともらしい理由)と結びつける
離婚はお互いにとって、ダメージを最小限に抑えたい戦いでもあります。
そして、性格の不一致だけでは、相手が拒否すれば離婚すらできないこともあります。
そこで必要になってくるのが大義名分。
つまり、昔で例えると、戦争するのに必要なもっともらしい理由です。
- 金銭感覚の不一致で夫が生活費を払ってくれない
- ことあるごとに癇癪を起こされるので精神的に参ってしまう
- 人格を否定される事ばかり言われ続け気が変になる
この場合は、金銭的のしくは精神的なダメージに置き換えるのがもっとも慰謝料を取れる可能性が高くなります。できれば、録音や撮影などで証拠を残すとなお効果的です。
離婚も戦争も同じ。準備で勝敗が決まる
綺麗事をいってもしょうがないです。離婚は戦争です。
戦争である以上、戦争が始まる前に準備を整えた方が勝ちます。
離婚の準備に必須のアイテム
まずは、20,000人の離婚問題を解決した離婚弁護士が作った、離婚マニュアルで準備を整えるのが近道です。
行動が早ければそれだけ勝つ可能性も高くなるので、ぜひ行動を起こしてくださいね。